CHANCE COLUMN
渋滞予測は家を出る時刻で見る?週末ドライブの予定を立てる確認ポイント
渋滞予測は、行きだけでなく帰りも確認して予定を立てましょう。表示された時刻を、そのまま「家を出る時刻」と考えないことがポイントです。
予測の対象となる道路・方向・区間と、時刻の意味を確認して、自分の移動予定に当てはめます。当日は出発前に最新の交通情報も確認しましょう。
1.まず「帰宅したい時刻」も決めておく
目的地の開店時刻や予約時刻は調べても、帰りは「遊び終わったら出発」となっていませんか。予定を立てるときは、帰宅したい時刻、現地を出る候補時刻、途中で取りたい休憩を一緒に書き出すことをおすすめします。
例えば、「翌日の予定があるので夕方には家に戻りたい」と「夕食まで現地で楽しみたい」では、組みたい旅程が変わります。先に家族の希望をそろえてから帰りの予測を見れば、滞在時間をどのくらい確保するか、相談する材料になります。
帰宅時刻は確約ではなく、予定を考えるための目安です。道路の移動時間だけでなく、休憩や高速道路の前後に使う時間も含め、ゆとりを持たせて考えましょう。
2.日付・道路・方向・区間をセットで見る
NEXCO東日本は、日付を指定する渋滞予測カレンダーや、最新の道路交通情報を確認するサービスを案内しています。予測を見る際は、まず利用する日付、道路名、上り・下りなどの方向、どこからどこまでの区間なのかを確認してください。
行きで確認した方向を、そのまま帰りにも使わないことがポイントです。目的地から自宅へ戻る経路について、道路の案内上の方向と対象区間を改めて合わせます。「その道路が混む」という情報だけでは、自分の帰り道に当てはまるかは判断できません。
また、対象が限られた区間の予測なら、その手前や先の移動は別に考える必要があります。見ている数字が旅程のどの部分なのか、地図と予定を照らし合わせておくと整理しやすくなります。
3.表示時刻と「家を出る時刻」は同じとは限らない
ここが、予測を読むときの大切な確認点です。表示された時刻が何を指すのかは、利用するサービスの説明を読んで確かめましょう。すべての予測を「その時刻に家を出た場合」とも、「その時刻に区間を通過した場合」とも、一律には読めません。
例えば、NEXCO東日本の「高速道路AI渋滞予知」は、一部路線について、出発時間ごとの所要時間を案内しています。その所要時間は、指定された区間を通過するのに要する時間です。東京湾アクアライン上り線の案内では、木更津JCTから川崎浮島JCTまでが対象になっています。
つまり、その予測時間だけで「自宅から目的地まで」「観光地から自宅まで」の全行程を見積もることはできません。対象区間に入るまでの移動や、区間を出てからの移動、休憩などは別に組み込みます。
仮の予定として、現地を14時に出ても、予測対象の区間に入るのが15時の見込みなら、14時の表示をそのまま当てはめてよいとは限りません。時刻の説明と、自分がその区間を利用する予定を対応させて考えてください。
4.事前の予測と、当日の交通情報を分ける
予測は予定を検討する材料であり、当日の状況を約束するものではありません。東京湾アクアライン上り線の公式案内でも、事故などの交通障害によって、実際の混雑が予測と異なる場合があると説明されています。
お出かけ前に予測で候補を考えたら、当日も出発前などに最新の交通状況や交通規制を確認するタイミングを予定に入れておきましょう。NEXCO東日本は、リアルタイムの交通情報、渋滞予測、現在の交通規制を確認できる「ドラとら」を案内しています。
見直す際は、情報の対象日と更新時刻にも目を向けてください。以前の連休向けの予測を、別の日の情報として使わないことも大切です。「予測で考えた予定」と「当日の情報」を分けて見れば、変更を相談する際の根拠が明確になります。
5.家族で共有するのは、三つの予定
細かな時刻表を作り込む前に、帰宅したい時刻・現地を出る候補時刻・交通情報を確認するタイミングの三つを共有してみてください。そこに行き先で楽しみたいことと休憩の予定を加え、行きと帰りを一つの旅程にします。
「必ず渋滞を避けられる時刻」を探すのではなく、対象条件をそろえた情報で、自分たちの希望に合う予定を考える。渋滞予測は、そのための判断材料として使うのがおすすめです。
車を選ぶときにも、普段の移動だけでなく、週末に誰とどんなお出かけをしたいかを想像してみましょう。日常と休日の使い方を具体的にすると、車選びで大切にしたいことも整理できます。

