CHANCE COLUMN
旅先でいつものラジオが見つからない?局名と地域別の周波数を確認
ドライブ先でいつものラジオ局が見つからないときは、局名だけでなく、その地域で案内されている周波数を確認してみましょう。同じ放送局でも周波数が一つとは限らず、車に保存した選局ボタンと、今いる場所で探せる放送局は別に考えるのがポイントです。
普段の番組を旅先でも楽しみたい。そんなとき、いつものボタンを何度も押す前に整理したいのは「何を聴きたいか」「どこで聴きたいか」「車は何を表示しているか」の三つです。
同じ放送局なのに、周波数が違うことがある
ラジオの画面に出る「MHz」という数字は、FM放送の周波数を表しています。局名が「聴きたい放送局の名前」なら、周波数は「ラジオを合わせる先の数字」と考えると整理しやすくなります。
たとえば、千葉のBAYFMは公式サイトで78.0MHzを案内していますが、同じ案内には「勝浦87.4MHz」も掲載されています。「BAYFMといえば78.0」と覚えていても、確認する数字がそれだけとは限らないのです。
ただし、勝浦に入った瞬間に必ず切り替える、という意味ではありません。地域の境目を切り替え地点と決めず、放送局がどの地域にどの周波数を案内しているかを見るための例です。
調べるときは「局名+行き先の地域」をセットにする
出発前に聴きたい局の公式サイトを開き、周波数や放送エリアの案内を見ておくと、旅先で確認する手がかりになります。いつもの数字だけをメモするより、「局名/行き先の地域/案内されている周波数」を一組にして残しておくのがおすすめです。
先ほどの例なら「BAYFM/勝浦/87.4MHz」という形です。複数の数字が並んでいるときも、自分の行き先に関係する案内を探す、という見方ができます。
一方、公式に周波数が載っていれば、どこでも同じように聴こえるわけではありません。移動する場所や周囲の障害物などによって受信状態は変わります。数字を合わせ直すことと、受信できることは分けて考えましょう。
「いつものボタン」は、今いる場所の検索結果とは限らない
次に見たいのが、車のラジオ画面です。「プリセット」は、放送局などをあらかじめ登録して呼び出す仕組みのこと。自宅周辺で登録した内容を呼び出しているのか、その場で放送局を探しているのかを区別すると、画面の意味がつかみやすくなります。
公式の車載機器の説明には、手動で保存した局を表示する機能と、受信できる局を自動で探して記憶する機能を分けた例があります。登録したボタンを押すことと、今いる場所で受信可能な局を探すことは、同じ操作とは限りません。
「いつも使うボタンだから、旅先でも自動で最適な周波数になる」とは決めつけず、使っている機器の説明書で、そのボタンが何を呼び出すものなのかを確認してみてください。
「エリアの一覧」と「実際に受信できた局」も違う
放送局がずらりと並んでいても、すべてが今その場で受信できた局とは限りません。機器によっては、現在地をもとに、あらかじめ収録された地域別の放送局情報を表示する機能があります。
たとえばトヨタの公式FAQでは、「AUTO.P」は受信状況のよい局を検索する機能、「エリア」などは位置情報と機器内の放送局情報を使う機能として説明されています。この区別は当該機器の例で、名称や操作方法は車種・ナビの機種によって異なります。
つまり、一覧に名前があることと、今その場所で受信できることは別です。画面に局があるのに聴きにくいときも、一覧の表示だけから受信状態を判断しないことが大切です。
旅先で迷わないために、三つだけメモしておく
出発前や休憩中に確認するなら、①聴きたい局名、②行き先の地域と公式の周波数案内、③車で使っているラジオ・ナビの機種名、の三つをそろえておきましょう。機種名が分かれば、自分の機器の説明書で登録局や検索機能を調べる際にも役立ちます。
受信できないときに、周波数だけを次々と試す必要はありません。「局の地域別案内」と「車の画面の役割」を一つずつ整理するのが、このコラムのおすすめです。
いつもの番組を聴くために覚えたいのは、局名と周波数は一対一とは限らないこと。そして、保存済みのボタン・地域の一覧・受信検索は、同じものとは限らないことです。この違いを知っておくと、ドライブ先のラジオ画面も読み解きやすくなります。
